第1回宮崎県NPO企画力等向上研修
牧野史子氏講座 『“ケアラー”を知って地域での孤立をふせぐ取り組みを考える』
今、社会的課題として大きく取り上げられている「ヤングケアラー」や「ケアラー」。
家事や家族の世話などを日常的に行っている人たちのことです(特に本来大人が担うと想定されているようなこれらのことを担っている18歳以下の子どもたちを「ヤングケアラー」といいます)。この家族の世話が本人の望む、望まないに関わらず、ケアラーの教育機会や夢の実現に影を落としている事実があります。
少子高齢化がさらに顕著になっていく現代において、社会全体だけではなく地方の地域活動のなかでも今後ますます深刻化するであろう課題です。
そこで今回は、講師に、介護者の孤立支援などにいち早く取り組んできた一般社団法人日本ケアラー連盟代表理事・牧野史子氏をお迎えし、日本のケアラーの実情、彼らに気づき、支えていくために地域がどうあるべきかなどを伺います。
皆様のご参加をお待ちしています!
お申込はページ下部の入力フォームよりお願いします(定員に達し次第、募集を終了します)。
日時 5月23日(月)14:00-16:00
13:30~ 会場参加者受付
13:45~ リモート参加者受付
14:00~ ご挨拶+事前説明
14:05~ 講座【90分】
15:35~ 振り返り(学びの共有の時間)~質疑応答
16:05~16:10 挨拶~終了予定
会場 みやざきNPO・協働支援センター
定員 会場参加 30名(参加費無料)
ZOOM参加 20名程度(参加費無料)
講師紹介
牧野 史子(まきの ふみこ)氏
一般社団法人日本ケアラー連盟 代表理事
NPO法人介護者サポートネットワークセンター・アラジン理事長
千葉大学教育学部卒業。1995年、兵庫県西宮市在住中に阪神大震災に遭い、仮設住宅高齢者支援活動を展開中“介護者の孤立問題”に直面、支援の必要性を痛感し、2001年東京にて「介護者サポートネットワークセンター・アラジン」を設立。 以来、孤立しがちな介護者を地域へつなげるしくみとネットワークづくりを推進している。2013年、杉並区内にケアラー支援のランドマークとしての「ケアラーズカフェ」を開設、全国普及をめざす。さらに2010年ケアラー(家族など無償の介護者)連盟の設立後、一般社団法人日本ケアラー連盟 代表理事として、介護者の権利擁護をめざし「介護者支援推進法」の制定にむけロビー活動を展開している。